車を運転していて一番怖かったこと

ある冬の日の話です。その日は、午前中から雨が降り続いていました。そして、夕方少し前ぐらいから急に、乾いたパウダー状の雪に変わったのです。
その日は夜から用事があったため、少し雪が心配でしたが、夕方5時頃になってからチェーンを付けずに車で出掛けたのでした。

アクセルを踏み込み道に出て、少しブレーキをかけて速度調整しようとしたときのことです。減速したにもかかわらず、スピードが落ちないではありませんか。
自宅の前は、交通量が多い団地の大通りで、長さ300メートルほど下へのびる坂道になっています。雪が積もったその道路の下が、アイスバーンになっていたのでした。
車は、ジャンプ台の滑走路を滑り落ちるスキージャンプ選手のようにどんどん加速して行きます。初めは叫び声をあげていましたが、後は開き直って祈るしかありませんでした。
しばらく滑り落ちて前を見ると車が止まっています。そして、その車に追突してようやく停車したのでした。降りてみると車の玉突き事故です。「自分だけではなかったんだ」と思っていた矢先、今度は後ろから車が追突してきました。そして、最後にバスが突っ込んできたのです。まるでアクション映画を見ているようでした。

車は不幸中の幸いで、バンパーが少しへこんだだけで済みましたが、本当に怖い経験でした。それ以来、雪の日は充分注意しています。

バイクの事故もとても怖いと思います。自分のけがもさることながら、バイクに傷がついた後の修理などを考えると、とても怖くなります。少しでも傷の影響を少なくしようと、バイクコーティングをしています。バイクコーティングはおすすめです。